消費者・スーパー・問屋・エフピコの四者が協力し、トレーを納品した帰り便を利用して使用済み発泡スチロールトレーを回収。
全国9箇所に展開する選別センターで選別されたトレーを茨城県(八千代町)・岐阜県(輪之内町)・広島県(福山市)の3箇所にあるリサイクル工場でペレットに原料化し、再び元の姿のトレーに成形加工している。 回収拠点は全国7800拠点に達し、回収率は出荷量の約3割に達している。エコトレーの出荷量も伸びており、全国に流通する汎用トレーの2割に及ぶ。
エコトレーはH3年11月に食品容器として初めてエコマークの認定を受け、繰り返しリサイクルできるのも特徴である。
国民全員が参加し、しかも市町村の手を煩わせず、元の姿に戻す水平展開のリサイクルシステムで「エフピコ方式」と呼ばれ、世界的にも例を見ないシステムである。