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はり
広島針の製造の歴史は、遠く三百年前、藩主浅野家が、下級武士の手内職(てないしょく)として普及させたことに始まります。 以来、機械の導入により、第一次世界大戦の頃から飛躍的伸びました。 現在、生産量は縫針、待針でそれぞれ9割以上のシェアを持ち、広島針の品質の良さは、世界的に認められています。
針
私たちの身近な存在である針ですが、世界でもトップレベルの評価を得る広島針を作るためには、工夫された機械と、熟練した職人の腕があったのです。
針
ミクロン単位で加工しているため、硬くなければすぐ変形してしまいます。硬さと弾力を得るために必要なのが熱処理です。線材の金属加工のすべてが針作りにはあるのです。
撮影協力:広島県針工業組合